24Aug

北海道では、結婚式は会費制で行うことが一般的です。
二次会ではあるまいし、結婚式が会費制ってどういうこと?ご祝儀はどうするの?
…と、本州の結婚式しか知らない方は戸惑うことも多いかもしれません。
結婚式や披露宴といえば、受付でご祝儀を渡すものというイメージですから、会費制と言われてもどうして良いか分からないですよね。
でも、北海道では実に8割以上の人が、会費制で結婚式を挙げているんですよ。
8割以上ということは、「ほとんど」と言ってもいいぐらいの割合ですよね。
そのくらい、北海道では会費制結婚式が浸透しているというわけなんです。
会費制の結婚式って、一体どんなものなのでしょう?
ご祝儀は必要ないのか、渡したい場合にはどうしたら良いのかなど、気になるところをお伝えします。
「会費制」は北海道の合理的な結婚式スタイル
「会費制」というくらいですから、ご祝儀は基本、必要ありません。
会費の金額は、だいたい5000円〜1万5000円くらい。通常のご祝儀に比べると、ずい分負担は少ないですよね。
お金はご祝儀袋はもちろん、封筒に入れる必要もなく、みんな受付で財布から直接出して支払います。
慣れないと、ちょっと不思議な光景かもしれませんね(笑)。
二次会ではないと言いましたが、会費制の結婚式は「1.5次会」と表現されることもあり、一般的な披露宴よりもフランクな雰囲気で行われます。
お料理はコース料理やビュッフェ形式などがあり、立食パーティの場合もあるのだとか。
本当にフランクで、招く側も招かれる側も負担の少ない、合理的な結婚式ですよね。
ただし、遠方から参列する場合には注意が必要です。
地域によっても異なりますが、本州では、遠方の方の交通費や宿泊費は、新郎新婦側が負担することが多いですよね。
しかし、北海道式の会費制の結婚式では、往復の交通費や宿泊費は自己負担とするのが一般的です。
そのため、遠方の場合には、会費以外での負担が非常に大きいということも考えられますので、気をつけましょう。
ご祝儀を渡したい場合は直接渡して
必要がないとは言っても、やっぱりご祝儀を渡したい!と考える方もいることでしょう。
また、会費制の結婚式であっても、親族の方はご祝儀も渡すというケースも多いようです。
会費とは別にご祝儀を渡したい場合は、可能であれば控え室などを訪ねて、本人に直接渡すことをオススメします。
あるいは後日渡すか、事前に渡しておくという方法もありますよ。
特に合理性を重んじる北海道では、「結婚準備に使ってね」という意味で、前もって渡しておく人も多いとのこと。
確かに結婚前は何かと出費がかさみますから、助かりますよね。
北海道の会費制の結婚式、本州での結婚式とはずい分違いがありますね。
ご祝儀を渡す必要はありませんから、遠方でなければ、通常の結婚式に比べると負担はかなり少なく済みます。
そのため、あまり関係の深くない間柄でも、結婚式に呼べるという利点もあるようですよ。
実際、北海道では本州に比べて、大人数になることが多いのだとか。
参列する側も気軽に出席できるので、みんなでお祝いができますよね。
そう考えると、北海道の会費制の結婚式って、素敵なスタイルなのかもしれませんね!
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